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<ゲーム就活とらのまき>就職に役立つ冬休みの過ごし方

posted Jan 4, 2011, 6:54 AM by Akihiko SHIRAI   [ updated Jan 4, 2011, 7:50 AM ]

書いた人のつぶや き

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明けましておめでとうございます。
今年も白井研究室ならびに<ゲーム就活とらのまき>を
宜しくお願いいたします。

2011年春卒業戦線も片付いていないのに、ついに2012年春卒業戦線が本格展開され並列進行している今日この頃、いかがおすごしでしょうか。

え?実家で正月を満喫??

せっかく実家に帰って旧友や家族、親御さんとゆっくり話す時間があるのでしたらテレビ漬けになったりせず
ぜひ、こんな話題をあげて語り合ってみてはいかがでしょうか。

■就職に役立つ冬休みトーク

【いま就職活動中の旧友と…】
・どんなところ受ける?
・地元Uターンとかどうよ?
 特に理工学系に進んだ人は、いわゆる文系に進学した友人と情報共有しておくのは大変重要です。
 文系大学から「ゲーム関係を受けたい」と考えている旧友もいるかもしれません。職業や企業に対して、同じ世代の他の分野の専門に進んだ人間がどのように見ているかを理解しておくことは
「その職業が本当に自分に向いているか?」を客観的に考える上でたいへん重要です。
 また、実家方面に戻ろう、と考える人の思考も学ぶところは多いです。
福岡のゲーム企業群を例にあげるまでもなく「地方都市であるから不利益である」というステレオタイプ自身が就職活動戦線を見誤る原因にもなるからです。

【すでに働いている友人/兄姉と…】
・どんな業種がおすすめか
・働くって何が楽しいの?
 これは時にはお説教や愚痴だらけのトークになってしまうかもしれません。
 兄貴からは「堅い仕事につけ」と言われたり、友人には「働くなんて辛いばかり」と愚痴を聞かされるかもしれません。
 でもそんな話をしている友人や兄は、どこか自信に満ちた語り口調ではないでしょうか?
 文句を言いながらでも毎日働いている、自分の選んだ職業に迷いはあっても後悔はないからこそ、
 他人にお説教ができるし、あなたに仕事での夢を語り、夢のある仕事を選ぶことの覚悟を伝えてくれることでしょう。

【親と…】
・3年後は何している?
・身につけておくべきスキルって
・面接では何を見る?
 あなたの父親はゲーム関係の話題では頼りにならないかもしれませんが、
 会社の経営や、社会人としての常識についてはまだまだ頼りになる先輩です。
 しかも「あなたの性格については百も承知」という存在です。
 ぜひともビールでも飲んでもらいながら面接でのポイントや、自分の至らない点について聞いておきましょう。
 多くの学生が「親に指摘される至らない点」について、自分では認めたがらないものです。
 しかしながら、実際の短い採用面接で「性格的な問題点」を見抜かれては、フォローすることはまず無理です。
  (例)話をしているときに相手の目を見ない、手癖が悪い、背筋が曲がっている、「てゆうか」など口語癖がある
 これらは「性格的な問題点」と言うには取るに足らない癖かもしれませんが、
 仮に採用する側の視点で見れば「こんな人物はウチの社員として恥ずかしいな」と感じてしまいます。
 さらに「この学生はどんな環境で育ったんだろう?この癖を指摘してくれる人はいなかったのかな?」など考えます。
 つまり環境、親や教師、もしくは自分自身が『こんな癖は恥ずかしい』と思ってこなかったのか、
 もしくは他人が指摘しても素直に受け入れる実直さが無かったのか。
 いずれにせよ「性格的な問題点」として減点されてもプラスになる要素にはならないでしょう。
 自省して治せるものなら、いま直しましょう。

 そして「身につけておくべきスキル」とは、職業云々ではなく「生きて行くためのスキル」です。
 挨拶や話し方、身の回りの整理整頓などは当たり前として、たとえばこんなスキルを親御さんは期待しているのでは。
  (例)自動車運転免許、英会話、PCセットアップ、きれいな肉筆、運動する習慣、禁煙…
 「えっそんなスキルでいいの?」と思うかもしれませんが、就業云々とは別に、定年間近になっている世代としては、
 若いうちでなければ身につけられないスキルというのはやはり存在します。
 「そんなの簡単だよ」と軽んじる前に、まずは極めてみることです。


■年賀状を容赦ない技術で作る

 「そんなの簡単だよ」と言いつつ、極めてみたいのは「年賀状」です。
 学生のうちは友人ぐらいにしか出す相手はいないのかもしれませんが、
 社会人になれば会社の同僚・先輩や上司、結婚すれば親戚など、たいへん重要なコミュニケーションアイテムになります。
 「メールでいいじゃん」と思うことは簡単ですが、実際、年賀状ほど凝ったものをメールで送ることはできますか?
 住所データベースやテーマのあるイラストレーション、メッセージ、受け取った相手への印象など、
 ゲーム製作者・表現者ならではの年賀状はいくらでもアイディアが盛り込めるはずです。
 とにかく、親兄弟や友人が「スゴイなあ」と思うレベルのものを締切りまでに作ることが大事です。
 プリンタのインクが切れたとか、壊れたとか、アクシデントもあるでしょう。
 準備の良さ悪さも仕事のうちですし、知恵と工夫で乗り切るのもスキルのうちです。

■スキル不足を補う時期

冬休みは勉強に対する姿勢が問われる時期でもあります。
 受験の時代を思えば分かりやすいでしょうか。
 周囲がお正月気分で盛り上がっているときに、ひとり孤独に受験勉強し最後の追い込みをしているわけです。
 履歴書の推敲は十分でしょうか。
 SPI試験の対策は大丈夫でしょうか。
 自分の作品を掲げるホームページの整理はできていますか?ポートフォリオは?
 この時間を利用して、特技の欄にプログラミング言語のひとつぐらい追加しても良いのではないでしょうか。

 検定や免許を除き、
スキルというのは絶対的な指標で図ることは難しいのです。
 他人と比べたり、分かりやすい状態になっていなければ伝わりません。

 なにより、自分自身が「不足している」と実感している状態ではスキルは光りません。
 就職活動で必要となるスキルとは「誰にも負けず、ギラギラと輝いて、それでいて金になりそうなスキル」です。
 「きっとこれぐらいの事を書いておけば評価してもらえるだろう」と甘い感覚でスキルを扱っていては失敗します。

 「俺はこれで喰っていける、しかしあえてこのスキルをこの職業に活かしたい!」
 このレベルのスキルになるために、1週間程度のまとまった時間=冬休みは大変良いタイミングです。
 ぜひとも自分を研鑽し、良いスタートを迎えてください。

 Good luck!!

<文責:神奈川工科大学 情報メディア学科 准教授  白井暁彦> 

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