白井研究室通信 第13号(2011年7月13日発行)

posted Oct 18, 2011, 4:22 PM by Akihiko Shirai   [ updated Oct 18, 2011, 4:23 PM ]
■白井研究室通信 第13号(2011年7月13日発行) ■■■

 皆様こんにちは。体調を崩されたりはしていませんか?
ムシムシした暑い日が続くと思うと、急に涼しい日がやってきて……。
とても体調管理が難しいですね。節電を意識しすぎて、
例年よりも熱中症になる方が増えるそうなので、皆様ご注意を。
白井研では今月も就職活動・研究・学会への論文発表等、
あれこれとイベント毎に取り組み、忙しい毎日を送っております。
先日もIVRC2011のプレゼン審査がありました。
白井先生は審査員、小坂研+白井研セミナーに参加している
3年生による発表もあり…と
気になる結果はこの白井研究室通信13号でお送りいたします!
編集デスクは再び、加藤匠でお送りいたします。

■--INDEX--■
1. NICOGRAPH International 2011発表&運営体験記(四家+発表者)
2. 3D&VR展レポート(阿部・岩楯)
3. NEC映像ソリューションフェア展示開発&体験記(山下・小出)
4. IVRC2011プレゼンテーション審査速報(金子・横須賀・枇杷木)
5. 放射線教育フォーラム参加レポート(北田)
6. 就職最前線レポート(山本・匠)
7. 白井先生のつぶやきより
8. 白井研究室予告編
編集後記:『暑い』以外の暑い時につぶやく言葉
-+-+-+-+-+-+-



■1.NICOGRAPH International 2011発表&運営体験記■■■
 6月10、11日に「NICOGRAPH International 2011」が
神奈川工科大学で開催されました。
芸術科学会が主催する歴史ある国際会議ですが、
今回は東北地方太平洋沖大地震の影響で延期されていた
「第10回NICOGRAPH2011春季大会」に応募されていた
論文やポスターが特別セッションとして発表され、
芸術科学会の春季大会とInternationalの2つ分が合わさった
豪華な学会となりました。
白井研究室からは口頭発表3件(うち国際1件)、ポスター&
デモ1件、さらに3年生を中心として大会運営も体験しました。
以下、各発表者の感想をご覧ください。

<NICOGRAPH International 2011>
★Oral #2: Games and Toy:
「Experimental methods and natural player analysis for sensory-motor interaction using pressure sensors」
Taisuke Yamashita, Akihiko Shirai and Motofumi Hattori 
 昨年の東京ゲームショウSOWN2010で発表した「ラブプレス」の
インタラクションを構築する認識アルゴリズムと実験による
評価に関する発表です。
初の論文発表は英語での発表となりました。
自分の研究内容を発表すること自体初めてな上に、
それが英語での発表なこともあり、かなり緊張しました。
発表後の質疑応答では、最初の質問から日本語での応対を
してしまいました。自身の英語力のなさを実感した発表でした。
(修士2年 山下泰介)

★Poster Fast Forward Session:
「Development of serious game which use full body interaction and accumulated motion」
Hajime Misum, Wataru Fujimura, Takayuki Kosaka, Motofumi Hattori, Akihiko Shirai 

 私たちのチームが発表したポスター、通称「GAMIC」とは
「Game Action Motion Interaction Controller」の略です。
http://www.youtube.com/watch?v=AM3s_BCBDM0
Microsoft Kinect+OpenNIを用いた、ゲーム中の
リアルタイムアニメーションアバターを違和感なく操作させるための
新しい方法と、アニメーション再生タイミングのための
「大げさですが洗練された」インタラクティブ・アニメーション・
コントロールツールの提案を行ったものです。このツールはプログラマ
なし、GUIのみで最新のゲームやインタラクティブシステムにおける
プレイヤーの操作性を向上することができます。
私(三角)自身は発表者ではないので英語発表は行いませんでした。
その代わり、情報学部棟2階で行われていたポスター展示の係員として
NICOGRAPHに参加しました。前日は椅子を全て202教室に運び、
発表者でもある藤村くんがレイアウトしてくれた通りに机や
ポスター展示用の壁をセッティングしましたが、帰宅バスの時間の
都合上、ある程度セッティングした後に他の方に任せるという形に
なってしまいました。
当日はポスターを展示しに来てくださった発表者の方の対応を
行いました。ポスター展示会場は集合が非常に朝早く、
人数が少なかったという問題も重なり、休む暇もなく非常に
大変でした。
 しかし、発表者の方にポスターを展示する場所に案内をして、
ポスターを貼るのを手伝った時に「どうもご丁寧ありがとう
ございます」と感謝の言葉を言われた時に「大変だけど、この場所の
担当でよかったなぁ」とポスター展示者の方から元気をもらいました。
展示の途中、ポスター展示用の場所に置かれるテーブルが
全然足りないことに気づき、急いで先生へ許可をいただき、
新しい机を補充しました。おかげで幸運もあり、机を追加した後でも
特にトラブルがなく展示することができました。しかし、やはり必要な
机などの機材をもう一度きちんと確認しておけばよかったと、
改めて事前準備の大切さを学びました。
 また展示に来てくださったFORUM8さんが懇談会で
「KINECTドライビングシミュレータ」というものを開発したと
教えてくれました。是非試してみたいと思ったのですが、
残念ながらPCの調子が悪く体験することが出来ませんでした。
しかし「KINECTを用いればゲームだけではなく、ドライビング
シミュレータのような教習所など使えるものが作れるのか。
きっとKINECTを研究していけばゲームで人を楽しませる以外の
もっと別の社会貢献ができる物が作れるのではないのか」と
認識させてくれたきっかけになりました。
このように、私はNICOGRAPHの展示会準備を通し、数多くの事を
学ぶことができ、参加することができたことに非常に満足しています。
        (4年 三角甫)


<春季大会特別セッション>
■講演1 (CG応用):
「e-sports 映像のネット配信を考慮した速度変化演出の効果と特性」
荒原一成,白井暁彦
e-Sportsや実際のスポーツ中継をターゲットとした研究で、
「ネット配信される動画の適正な再生速度」に注目した
公開実験を行った研究です。
【実験のURL】
http://www.shirai.la/members/2010/kazunari-arahara/dropball
【論文ダウンロード】 http://j.mp/n3ZQyz
 発表者の荒原さんは昨年度3月で卒業だったのですが、
震災で発表が流れ、また現在も荒原さんは復興のさなかにある
日立市で活動されているため、白井先生が代理発表を行いました。


■講演2 (ヒューマンインタフェイス&CG):
「感圧センサを使った感覚運動インタラクションのための自然なプレイヤ分析アルゴリズムと評価」
山下泰介,白井暁彦,服部元史

 二日目の春季大会特別セッションでは、前日のNICOGRAPH
 Internationalで発表した内容を今度は日本語で発表することに
なりました。
二日連続での発表になりましたが、一度英語での
発表をしたためか、落ち着いて発表することが出来ました。
        (修士2年 山下泰介)

■講演3 (アニメーション):
「クリーチャーデザインにおける手描きに注目した
 デザインワークフローの提案」
 山本倫之,白井暁彦,服部元史

 とても緊張しました。この一言に尽きます。今回の発表が、
私にとっては学外に向けた初の発表だったこともあり、発表の直前は
不安と開き直りが、ない交ぜになった複雑な心境でありました。
当然、そんな状態で発表を始めても上手く行く道理はなく、
特に発表開始直後には、マイクの扱いでミスをしたり、
話そうと思っていたことをいくつか飛ばしてしまったりと、
我がことながら冷静さをどこかに取り落としてきたような焦りっぷり
でした。しかし、人間というのは不思議なもので、自分が焦っていると
認識したとたん急に冷静になり、発表の後半はある程度落ち着いて
こなすことができました。質疑応答に関しても、反省点はあるものの
時間いっぱいまで質問にお答えすることができ、一安心といったところです。
 また、発表後に他大学の先生とお話させていただく機会があり、
研究についての指摘や助言をいただくこともできました。
ぜひ、今後の研究内容に活かして行きたいところです。
(修士2年 山本倫之)


★NICOGRAPH春季ポスターコア
「スマートフォンの高精細加速度センサを用いた抽象的動画作品視聴時のユーザ動作分析と作品のクオリティ向上手法の提案」
 加藤匠,白井暁彦,田中健司,早川貴泰,服部元史
  (神奈川工科大学/Sustanimeプロジェクト)

 一日中ポスターの前に張り付き、お越しくださった方々に解説させてもらいました。ポスター展示ではタイトルだけを見て、
興味のある人がやってきます。中には加速度センサを使っている
企業の方、研究者、講師の方々からも意見をいただきました。
解説の難しさも感じましたが、研究をより良いレベルに高めるための
意見や考え方もいただき、とても良い経験になりました。
 また、他大学の学部生からはポスターの作り方から研究の仕方、
着想のキッカケ等、様々なことを聞かれました。
ディスカッションをする中で、「これが研究か・・・。研究は
こういう風に進めていくものだったんですね。」と関心されました。
自分も他の人に見せて恥じない研究ができていたのだと、
成果を実感でき、素直にうれしかったです。
(修士2年 加藤 匠)


<NICOGRAPH 運営体験記>
 今回NICOGRAPHの運営総括として二日目を担当しました。
国際発表会だったにもかかわらず、震災などの理由から国外の来場者が極端に少なく、本来英語でなくてはならない受付、案内が日本語でも
伝えるられたことが成功できた大きな要因になったようにも思います。運営の動きとしては中高時代の学祭、体育祭とあまり変わらないように感じました。ただ、必要な人員や役割が事前に把握できなかったため、同じ運営として携わってくれた方に均等に休憩を取って貰うことが
できなかった事、人員不足で急遽研究室にいた先輩方にサポートで
来て頂かざるを得なかった事が心残りです。事前準備や内容の把握が
いかに大切かを身を持って体験できました。
 後日、一緒に運営していた友人から「1日目は休憩も取れなかった
からありがたい」「人を動かす能力はあると思う」と言われ、
頑張れて良かった、達成感のある役割だったと思いました。
(3年・四家)



■2. 3D&VR展レポート■■■
 6月22日~24日に東京ビッグサイトで開催された第19回3D&VR展(通称IVR展)へ行ってきました。
去年の第18回も参加したので、今年で2回目になります。
当研究室で開発している「Scritter」を作りだすために2台必要だった
プロジェクターが、1台でもできるようになりそうなプロジェクターが展示されていたのを見つけた事が今回の展示会で一番大きな収穫
でした。Scritterが進化する刻がきましたかね。
 他にもPremium Agencyさんで展示されていた、
「LiveAR」コンテンツ「PRANA:プラーナ」、現実空間を歩きまわる
仮想ドラゴン、実際にある展示会会場を仮想化したコンテンツ、
ソリッドレイ研究所さんで展示されていた、視覚刺激・心理実験
コンテンツ、Global waveさんで展示されていた、裸眼立体
(レンチキュラー方式)シート、オプテックスさんで展示されていた
ガラス越しでも検出可能の3次元画像カメラ、クリスティ・
デジタル・システムズさんで展示されていた、距離感知センサとChristie MicroTilesを合わせたインタラクティブデジタルサイネージがそれぞれ今回の展示で私が興味をもったものです。
 Premium Agencyさんのコンテンツ「PRANA」は、
当研究室で開発している「CartooNect」のプロトタイプと似たような
波動拳コンテンツであったのですが、見せ方一つでここまで
変わってくるのかといったことを感じたものでした。
そして、クリスティ・デジタル・システムズさんのセンサ認識
インタラクディブデジタルサイネージは、私の研究している
「赤外線センサ利用コンテンツ」の延長にある「赤外線TOFセンサを
利用した対話型デジタルサイネージ」の目指す所の一つであるので
とても興味深かったものでした。
 また、IVR展には分野の違う業界展示も見る事ができるという
魅力もあります。Studio和ORIENT K.K.さんで展示されていた、
TOFカメラを使った全身で操作・体験するコンテンツ、BroadLeafさん
で展示されていたミーティングシステム等の説明を聞いていました。
Studio和ORIENT K.K.さんのTOFカメラコンテンツは、手だけを
認識して画面遷移コントロールをおこなったりするものでした。
こういったコンテンツも研究の延長にあるので、参考になります。BroadLeafさんの「BL.Meeting for Business」は、デスクトップの
操作権限を通話相手に譲渡したり、開いているwebページの
画面共有等の素晴らしい機能が付いた遠隔ミーティング支援システム
でした。web会議をするのにこれはとても便利ですね。他にも、
個人的に3Dプリンターゾーンを回って造形を見るのが好きなので、
今回も眺めていました。見て触れて、お土産をもらって
楽しい展示会であるので来年も行ける機会があれば行こうと思います。
  (修士1年 岩楯翔仁)
 
 今回私は3D&VR展では、初めての体験をしました。その体験は
ヘッドマウントディスプレイを装着したことです。今までは、
ヘッドマウントディスプレイはテレビなどでしか見たことが
ありませんでした。今回の展示会で初めて装着してみて、
ゲームなどでは味わえない、自分の目線で本当にその世界に入り込んで
しまったというようなことを体験することが出来ました。
その他にも、ここでしか体験することが出来ないものを
たくさんみることが出来たり、実際に体験してみたりと出来たので
大変勉強になりました。この体験をいかして、これからの自分は
何をしたいかをしっかりと決めていきたいと思います。
(3年 阿部雄也)



■3. NEC映像ソリューションフェア展示開発&体験記■■■
 6月23日・24日の二日間にわたって開催された
『NEC映像ソリューションフェア』において、映像多重化システム『Scritter』を展示いたしました。このイベントではNECディスプレイソリューションズ製のプロジェクターを使い、
外部への展示としては初めてとなる、隠蔽画像システムを使った
『ScritterH』を展示しました。
 今回は主にNECの社員の方や、そのグループ会社の方が来場しており、好評でした。次回は大阪での展示になります。
(山下・小出)



■4. IVRC2011プレゼンテーション審査結果速報■■■
 第19回国際学生対抗学生VRコンテスト「IVRC2011」
( http://ivrc.net/2011/ )には、新任の小坂先生と3年生が中心に
なって、4作品をIVRC2011書類審査にエントリーし、「ひっぱり絵本『モコちゃんとなが〜〜いマフラー』」、「I Shadow」、「チカンはアカン!」の3作品が難関の書類審査を通過しました。
 書類審査に続く難関、7月2日に開催されたプレゼンテーションにおいて、3作品が見事発表を行い、速報では全国2・3位!という上位通過を達成いたしましたのでここに報告いたします。
【作品】「ひっぱり絵本『モコちゃんとなが〜〜いマフラー』」
チーム名:毛糸のケバブ
・栗山 佳大(くりやま よしひろ) :企画、リーダー
・横須賀 勇也(よこすか ゆうや) :設計、プロジェクトマネージャ
・笠原 寛生(かさはら ひろお) :アニメーション制作
・滝川 卓(たきがわ たかし) :ハードウェア

 KFC・毛糸のケバブグループ、横須賀です。第19回・国際学生対抗VRコンテスト「IVRC2011」プレゼンテーション審査で全国2位通過を獲得しました。初めての国際コンテストで、皆戸惑いながらの参加でしたが、このような素晴らしい結果を出せて嬉しいです。
 私たちの作品、「もこちゃんとなが~~いマフラー」は、言葉が
わからないぐらいの子供もターゲットにしたインタラクティブ絵本
です。技術としては、これまでのインタラクティブ絵本には無い
「本物の毛糸を入力機器として使う」という点が高く評価されたのではないかと思います。また、プレゼンテーション自体もパワーポイントを使わずに毛糸を用いたストップモーションアニメ作品を徹夜で製作し、上映システムも自作で開発するという斬新な手法で行ったので、
そこでの創作力・技術力もアピールできたのではないか、
と思っています。
 最後に、プレゼンテーション審査で2位になれたのは個人の力では
到底無理でした。連日徹夜で準備したチームメイト、技術や作業場所を貸していただいた白井研究室の方々に感謝します。
ありがとうございました。
これからも頑張って良い作品にしていきたいと思います。
 「ひっぱり絵本『モコちゃんのなが〜〜いマフラー』」公式HP
                http://www.shirai.la/ivrc/keito

【メンバーからの一言コメント】
・栗山:すごい忙しかったけど努力が形になって嬉しいです。今一番欲しいのは睡眠です。
・横須賀:プレゼン本番中はヒヤッとしましたが、チームに助けられました!ありがとう!そして、ありがとう!
・笠原:アニメーションをもっと工夫するなどして、1位になりたかったです。
・滝川:良い結果が出せて嬉しいです。決勝に向けた作品制作も頑張ります。

【作品】「I Shadow」
チーム名:影ケバブ
・金子 大輔(かねこ だいすけ) :リーダー
・鈴木 僚馬(すずき りょうま) :プロジェクトマネージャー
・石田 元基(いしだ もとき) :設計
・加藤 明(かとう あきら) :プログラマー
・棚橋 陽太(たなはし ようた) :プログラマー

 第19回・国際学生対抗VRコンテスト「IVRC2011」プレゼンテーション審査で全国3位通過を獲得しました。会場の緊張に負けずに頑張り、結果を残せることができてうれしいです。私たちの作品、
「I Shadow」は影を使ったコミュニケーションツールVRです。
技術としてはKinectを使って新しい技術に挑戦しています。
その部分が説明不足の結果、3位になってしまったと思います。
他にも細かいところで言うならば、質疑応答時にスライドの表示に
手間取ってしまったこともあります。
しかし、演技での全身タイツ衣装で会場の空気を一変させました。
この作品にかける思いが審査員たちに伝わったのだと思います。
また、決勝大会で1位をとるためには、これから確実に「I Shadow」を実現させる技術を学び、盛り込んでいくことだと思います。
この企画を考えたときの「体験者に楽しんでほしい」、
「仲良くなってほしい」という気持ちを芯に頑張りたいと思います。
     「I Shadow」公式HP http://www.shirai.la/ivrc/ishadow

【メンバーからの一言コメント】
・金子:3位という結果をいただきとてもうれしいです。これ喜びをこれからの実機制作の原動力にしていきたいと思います。
・鈴木:久々に一種の「達成感」を味わえたと思います。しかし私たちの挑戦はむしろこれからがスタートです!フランスに向けて頑張ります!
・石田:フランス! フランス! 叫んでましたが、野望に一歩近づいてうれしいです。
・加藤:今回の結果に満足しないで、本戦に向けて精進したいです。
・棚橋:プレゼンテーション審査までの数週間、本当に濃い貴重な時間でした。3位という評価をいただきましたが、これに慢心せず本戦に向けて頑張っていきたいと思います。


【作品名】「チカンはアカン!」
チーム名:花梨ケバブ
・枇杷木 伽梨(びわき かりん) :プレゼン発表・イラスト制作・実験調査
・四家 琴美(よつや ことみ) :プレゼン発表・パワポ作成
・阿部 雄也(あべ ゆうや) :デモ機班サポート・会計
・赤堀 友哉(あかほり ともや):試作PAM-Tの制作(外観)・実験調査
・佐藤 駿介(さとう しゅんすけ):プレゼン発表
・金田 智史(かねだ さとし):デバイス作成・プレゼン機器サポート

 「チカンはアカン!」というタイトルでVR作品をプレゼン審査まで進めました。チカンを抑制、防止するためのものであり、チカンに対しての認知度は高くても関心が低いと感じ、より関心を持っていただけるようにと企画を進行してきました。プレゼンでは子供に対してどのように説明するのかという点で、他作品との一線を逸することができず、上位通過できませんでした。

■メンバーからの一言コメント
・枇杷木:個人的敗因は、追い込み過ぎたこと。
・佐藤:上位通過はなりませんでしたが、後5チームは大会に出ることができます!これからも気を抜かないで頑張りたいです。
・四家:終わってから、ああしていたらこうしていたら、とたらればがたくさん浮かんできました。チームということで、いつもそこまで全力投球しない自分がかなり限界まで頑張れていたからこそ、力が抜けリセットされて、そういった思いが浮かび上がってきたのだと感じています。
・阿部:プレゼンの発表には行けなく残念ながら5位以内に入れませんでしたが皆で一つになって頑張ってこれたと思うのでこれからもこの気持ちを忘れずにサポートしていきたいと思います。
※〈編集注〉正式順位の発表は11日なので、プレゼン審査通過かどうかは後日発表されるという段階での記事作成です。
 ★IVRC2011ファイナルステージは2011年10月8〜9日に東京お台場の日本科学未来館にて開催されます。神奈川工科大学の作品がどこまで実現するか?ぜひ会場に体験に来て下さい! http://ivrc.net/2011/



■5. 放射線教育フォーラム参加レポート(北田)■■■
  科学のひろば参加をきっかけに始まった霧箱・放射線関連の研究プロジェクトの一環として、6月18日(土)に科学技術館にてNPO法人放射線教育フォーラム( http://www.ref.or.jp/ )主催の第1回総会・勉強会に聴講者として参加してきました。
 勉強会の講演内容に関しては、以下の通りです。

<講演内容>
(1)常時及び緊急時の放射線管理レベルについて
  ・・・原子力学会SNW 運営委員 斎藤修
 (概要) 緊急時の被ばく線量設定について
(2)一般人向けの放射線教育テキスト作成に向けて
  ――日本原子力学会への投稿論文の説明
     ・・・フォーラム理事   岩崎 民子
 (概要) 放射線の人体影響についてQ&A形式で解説。チェルノブイリや大気圏核実験と福島原発事故でのヨウ素131、セシウム137の総放出量の比較など。
(3)事故に関連した一般社会人からの質問について
   ・・・フォーラム理事   工藤博司
(概要) 一般社会人から寄せられた質問についてQ&A形式で解説。
※ 挙がっていた質問:ヨウ素131やセシウム137の語句の数字の意味、GyやSVなど放射線の単位の意味など
(4)総合的な放射線教育の必要性について
 ・・・静岡県立科学技術高等学校  谷口裕美枝
(概要)実際に放射線教育を理科総合Aの時間で行っている先生の報告。指導計画案や実際に行っている授業内容(ガイガーカウンターを使った計測、霧箱、サイコロを使った原子核崩壊モデル実験など)についての解説など。
(5)電離放射線の生物学的効果 T.D.ラッキー 論文紹介
(概要)低線量の放射線は人間にとって有益な作用をもたらす放射性ホルミシスという現象について。T.D.ラッキー博士の論文を紹介。

 初めて外部の勉強会に参加するということと放射線・物理・生物など普段接する機会のない学問の先生方や研究に携わっていた方の参加が多く、知識の浅い自分は浮いてしまうのではないか心配でした。しかし、実際に参加してみると、分かりやすい講演内容と興味深い議論の中からこれからプロジェクトを進めていく上でのヒントを得ることができました。  (4年 北田大樹)



■6. 就職最前線レポート(山本・匠)■■■
 六月中旬に研究が一段落つき、私も、これまでは細々と続けていた就職活動の方へ本格的にシフトすることができました。選考はまだほとんどが一次面接、筆記試験という段階で、内定への道は遠そうですが、挫けずに頑張って行きたいところです。……とはいったものの、実際には溢れる出遅れ感や、なかなか上手くはいかない現状を考えるとナーバスになってしまうことも珍しくありません。
 以前、とある就職セミナーで「夢に対するチャレンジを行うのは良い。ただし、現実を見た選択肢も考えなければ駄目だ」というお話を耳にしました。自分の働きたい業界・企業を目指して努力するのはいいけれど、それ一本だけではいけない。自身の能力や状況などを考慮して、「働きたい場所」だけでなく「働ける場所」を探すことも大事だ。そう聞かされて、当時はなるほどそういうものかと納得したものですが、いよいよ夏というこの時期にもなると、その言葉が以前とは違った意味に聞こえてきます。
 夢というと大げさかもしれませんが、望む仕事に就くということは、学生にしてみれば一種の到達点です。もちろん、それ以外に道がないわけではなく、人生のエンドロールに突入するわけでもありませんが、就職というものを一つの指標として考える学生は少なくないでしょう。実際、自身の今後の人生に直接影響を与える事柄でもあります。夢破れ手に職はなく、ついでに心まで折れましたなどという状態には陥らないよう、視野を広げ、上を向いた就職活動を心がけたいものです。(山本)


 震災の影響で採用選考が延期していた企業もありましたが、6月や7月になってきて就職活動がより本格的になってきています。M2の私達は研究活動・イベントへの参加や展示・就職活動の板ばさみになっており、なかなか落ち着く時間がありません。
 今まで選考を受けてきた企業では、「説明会参加⇒書類選考⇒グループディスカッション⇒筆記試験⇒面接(約3回)」という採用試験が多いです。志望者は非常に多いため、選考において何の準備もせずに通過することは難しく、それぞれに対策は必要です。
 書類選考では履歴書やエントリーシートの書き方として、研究内容・志望動機・自己PR・趣味や特技など、自分を書類上で表現するために工夫をします。ゲーム企業を狙う学生は別途、企画書やポートフォリオの作成もあります。とにかく「自分を相手に伝える」ことの大変さを痛感します。これは面接などでも同様で、採用試験を進めば進むほど、あれやこれやと課題が見えてきます。
 選考を受ける度に「あそこではこうすれば良かった、ああいえば良かった」という反省は尽きないですが、この反省を全て修正して次へ挑戦し、いつか「完璧」と思える時がきたとき、初めて内定への道が見えてくる気がしました。(匠)

■7.白井先生のつぶやきより■■■
[6/14] http://twitter.com/#!/o_ob/status/80650281465032705
【[子供の科学7月号]が素敵】 正しく知って考えよう「福島原発でおきていること」 http://amzn.to/jJBHlY 実際読んでみたけど、子供が1ヶ月かけて読むには十分な内容。タブーのない科学記事って素晴らしい。
[6/29] http://twitter.com/#!/o_ob/status/85930491907284993
学生は学生が一人サボっただけで先生がどれぐらい傷つくのか知らない
[7/4] http://twitter.com/#!/o_ob/status/87872615171104770
「ラブプレス」がマンガ「東京トイボックス」に掲載されているらしい。 知らないうちにマンガデビューか。調査情報求む!
[7/7] http://twitter.com/#!/o_ob/status/88982815533838336
白井はビッグサイトで講演なので参加できないけど学生は行くべき/IGDA Japan chapter - IGDA日本ゲーム開発セミナー「Unityの導入と実践」【7月16日(土)13:00-】 http://j.mp/nX5CPt
[7/11] http://twitter.com/#!/o_ob/status/90326251167948800
みんな意外と数学使ってないのね。。 インタフェースが高度になっても境界のソフトウェア技術は一足飛びには高度にはならないと痛感。 イノベーションしがいがある #mswinux
[7/13] http://twitter.com/#!/o_ob/status/90823122227429376
情報メディア特別講義「エンタテイメントバーチャルリアリティ」の感想まとめ。 http://j.mp/ooX9uN 
★favotterによる過去の人気つぶやきはこちら
 http://favotter.net/user/o_ob?mode=new&threshold=5



■8. 白井研究室予告編■■■
7/14 【ゲーム制作論】前回の松井悠氏「e-Sports」に続き、元フロム・ソフトウェア、現KH2O大前広樹氏による「Unity3D」の講演!
7/15 【講演】JST市ヶ谷でScritter  http://j.mp/msjtL2
7/16 【講演】夢ナビライブ2011  http://j.mp/q9NE9z
7/17 【展示】オープンキャンパス#3 http://op.kait.jp/
7/20-21 【展示】NEC大阪にてScritterH http://j.mp/qsO4c1
7/23 【司会・中継】IT夢コン最終審査会 http://j.mp/KAITyume20110723
7/27 【受け入れ】高校生インターンシップ
7/31 【展示】オープンキャンパス#4 http://op.kait.jp/
8/5-13 【展示・発表・BoF】 SIGGRAPH2011カナダ・バンクーバー!


■編集後記■■■
 今月のテーマ「『暑い』以外の暑い時につぶやく言葉」
(匠)「反対語でしゃべろうぜ」⇒「寒い、寒いよ・・・」。
(山下)「とける」 
(山本)「ふふふ、ふはははーっはっはっは!」小声で無意味に笑い。
(北田)「焼ける」(岩楯)「見えた!」(藤村)「夏い」
(白井)「我慢抑制値に達しました」
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 白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究を
 積極的に行っていきます。また科学コミュニケーションや
 先端技術、エンタテイメント技術、コンテンツ工学にかかわる
 見学会も開催していきます。イベントやご提案、また本メール
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白井研究室メールマガジン「白井研究室通信」(目標・月1回発行)
著作制作:神奈川工科大学 白井研究室 / 改変・転送はご遠慮ください
お問い合わせ: mn13@shirai.la
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