「白井研究室通信」 第16号(2011年12月2日発行)

posted Dec 1, 2011, 10:20 PM by Akihiko Shirai   [ updated Dec 1, 2011, 11:07 PM by Unknown user ]

「白井研究室通信」 第16号(2011年12月2日発行)

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 このメールニュースは、神奈川工科大学 白井暁彦または白井研究室の者と名刺交換等させていただいた方々にお送りさせていただいています。このメールニュースがご不要の際はhttp://j.mp/ShiraiLabSubsc より配信先の停止をご申請いただけますと幸いです。
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 皆様こんにちは。近頃気温が一桁になる日もあり非常に寒さが厳しくなっているそんななか、本研究室に新たに就職内定した仲間がでました。とても喜ばしいニュースです。他の就活生、私達M1もこの勢いに乗っかっていきたいところです。
そして今回のメールマガジンは、先日行われた「KAITシンポジウム2011」、今月発表を行う「SIGGRAPH ASIA2011」等の特集を中心に関連した広告も織り交ぜりまぜながらお送りいたします。
 編集デスクは修士1年の坂井拓也、岩楯翔仁がお送りいたします。

■--INDEX--■
 1. KAITシンポジウム2011開催(白井・北田)
 2. SIGGRAPH ASIA(山本・白井)
 3. コミPo!見学(坂井)
 4. インターン活動(岩楯)
 5. CQ出版社「Interface2012年1月号」インタフェース特集号にKINECT記事を寄稿しました(白井)
 6. 【3年生向け】白井研2012年度 卒研生募集中
 7. 忘年会のお知らせ(小熊)
 8. Laval Virtual 2012 ReVolution部門の投稿開始(坂井)
 編集後記
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1. KAITシンポジウム2011開催(白井・北田)
 本学は「環境・エネルギー」「情報」「生物生命」を重点とした課題解決型研究に取り組んでおり、それらの成果を広報し、外部の関連分野の方々と交流する機会として年1回、全学シンポジウムを主催しております。昨年、環境・エネルギー分野より「便利、豊かな社会」としてスタートしたこのシンポジウムですが、このたびの大震災をふまえ、本年は「情報分野」から『KAITシンポジウム2011 -安心安全社会をつくる情報技術を探る-』として、2011年11月19日に招待講演、研究発表、IT夢コンテスト成果発表会、地域密着型の一般市民向け・家族向けのワークショップ等を開催いたしました。
 当日は強雨にもかかわらず、厚木市長・小林常良氏、馬来義弘氏(神奈川科学技術アカデミー理事長)をはじめ、厚木市内の企業、本学学生、森の里小学校からの団体参加を中心に200名を超える参加者が訪れ、産学連携の礎となる交流や、研究成果の発信が行われました。
 今回、白井研では、「放射能はオバケじゃない! 霧箱制作で学ぶ自然放射線の可視化」というタイトルで、自然放射線など放射線を視覚的に可視化することができる霧箱という観察装置を使ったワークショップを実施いたしました。「見えない→こわい」を切り口に、危険とは?安全とは?ガイガーカウンターの仕組みや「マイクロシーベルト毎時」という単位の意味などを幅広い人々へ解説することで、産官学・市民のみなさまとの科学コミュニケーションを通して、改めて学ぶことの多い機会となりました。また、その他にも白井研で研究が行われている多重化映像システム「Scritter」やデジタルポートフォリオ・アプリ「SUSTANIME」の展示を行いました。このワークショップを通して、発見した課題やいただいた意見を参考に卒論という形でまとめられるように研究の方を進めていきたいと思います。ご見学ありがとうございました。
 また、今回のワークショップでは白井先生の他に情報工学科の鈴木先生とKセンターの栗田先生のご協力のおかげでワークショップを実施することができました。この場を借りてお礼を申し上げます。ご協力ありがとうございました。(北田大樹)

来年度のKAITシンポジウムは「栄養生命・健康」をテーマに11月頃開催予定です。
KAITシンポジウム2011ホームページ http://www.ic.kanagawa-it.ac.jp/sympo
オンラインアルバム http://j.mp/Ksympo2011photo  
タウンニュース厚木版(2011/11/25版)「情報技術を紹介 工科大で講演やワークショップ」 http://www.townnews.co.jp/0404/2011/11/25/126397.html

2. SIGGRAPH ASIA(山本・白井)
 12月12~15日に香港で開催される世界最大のCG&インタラクティブ技術の国際会議のひとつである「SIGGRAPH  ASIA2011」に白井研から2件の研究がPosterとして採択されました。

■「ScritterHDR: Multiplex-Hidden Imaging n High Dynamic Range Projection」
 「ScritterHDR」は白井研の代表研究の一つでもある「ステレオ立体視と互換の隠蔽画像システム」を、従来の2台のプロジェクタを用いてコントラストを減衰させて実現するのではなく、複数のプロジェクタを重畳して、さらに高輝度なHDR(High-Dynamic-Range)にして実現します。隠蔽される映像のコントラストが減衰せず、自由度を高く保つことができるので、さまざまな応用用途が広がります。発表者は白井研の外部研究生である東工大4年の長野光希くんです。

■「Skeleton-based diverse creature design tool for mass production」
 白井研・M2山本君とメディア学科助教の牧先生による研究である「スケルトンベース」は、3Dキャラクターアニメーションのためのモデリングワークフローに関連する研究です。一般的に、映画やゲーム(またはその両方同時!)といった大規模な映像制作における3Dのモデリングにおいてキャラクター、特にクリーチャー(creature)とよばれる想像上の生物を作成するときは、骨格からキャラクターをつくる…というワークフローではなく、まずスケッチなどのアートワークを起こしてから、アートディレクターと調整に調整を繰り返し、最終的なモデリングするキャラクターを制作していきます。本提案では、このワークフローの改善に注目し、スケッチのやりとりではなく、骨格構造を作りやすくするMaya上のツールをMELで開発し、生物学的にも、世界観の上でも、それからキャラクターの成長状態や、すでに作ったキャラクターとの重複などを回避しながら「今まで誰も見たことがない骨格を持った生物を創造する行為」を支援します。詳しくはこちらのページにある動画をご覧ください。
 山本くんは初めての海外旅行、白井先生は「中国返還前なら行ったことある」という話ですが…珍道中を期待です。

【小ネタ】白井研運営の人気ボット「先端科学ちゃん」を知っていますか? https://twitter.com/#!/SciCoBot

3. (株)ウェブテクノロジ「コミPo!」見学(坂井)
 去る11月3日文化の日に、マンガ制作ソフト「コミPo!」の製作・販売会社である株式会社ウェブ・テクノロジを訪問いたしました。会社は池袋という繁華街から徒歩10分程度にも関わらず、閑静な場所にあり、働きやすそうな環境であると感じました。ウェブテクノロジは、電子書籍やゲーム開発、ウェブサイト制作などのソフトウェアを手掛ける会社ですが、今回伺ったのはマンガ作成支援ソフト「コミPo!」についてです。
「コミPo!」は絵が描けなくてもマンガが描けるという今までになかったソフトで、業界では話題になっているソフトのひとつです。応接室には今までに「コミPo!」が扱われたメディアや、「コミPo!」で描かれた作品が掲載されている雑誌が並べられており、ウェブテクノロジにおける「コミPo!」の位置づけを再確認することができました。
産学連携や、インターン生としての交流の可能性についてなど実りある話をすることができました。
代表取締役の小高様、経営企画部の大和様、休日にもかかわらずご対応いただきありがとうございました。







4. インターン活動(岩楯)
 就職活動の本格的な開始に備えて、2社のインターンシップに参加してきました。
「株式会社クレスコ」 http://www.cresco.co.jp/
 4人1組になって「くらうど社」(架空クライアント)からのAndroidアプリケーション制作依頼を遂行していく。本番の仕事同様に、要件定義→設計→開発→運用保守を行う。要件定義工程では、クライアントから寄せられた「ターゲット、収益について、GPSを使う」要望をもとに、アプリケーションの内容や仕様を考え、設計工程で画面のMockupを作る。次に開発工程では、エディターeclipseを使用しアプリケーションの実際の画面を作る(今回は時間の関係でログイン画面のみ)。それが終わると最後の工程として、アプリケーションの動作チェック、リリースしてから新たにクライアントからきた要件に対しての検討を行い終了。
「株式会社サイバーエージェント」 http://www.cyberagent.co.jp/
 4人1組になって、「私達と一緒にブラウザで遊べる簡単なゲームを作ろう」というお題でHTML,CSS,Javaを使ったゲームを作る。各班に配られたMacBookProで開発、iPhone4Sで動作確認を行う。開発をしたあとはそれを最後にプレゼンし、会社見学をして終了。(スマートフォンアプリケーション開発)
 5人1組になって、「アメーバピグ内でのアクション、勝利のポーズを作る」というお題でAdobe Flashを使ってアクションを作る。最後に、自分達が作ったアクションを会場で発表するのと同時に実際のアメーバピグ上で開発者達のピグの前で発表して終了(Flash制作)。

【お知らせ】Quarity3D上映会@横浜(ビジュアルメディアEXPO2011)12/8 http://quality3d.jp/

5. CQ出版社「Interface2012年1月号」インタフェース特集号にKINECT記事を寄稿しました
CQ出版社「インタフェース」2012年1月号(11/25発売)に.情報メディア学科・白井先生と小坂先生、
4年生の藤村航くんによる「Kinectセンサで自然なジェスチャ入力インタフェースを作る」が掲載されています。
他の記事も大変勉強になります。卒業研究の参考にどうぞ。
忙しい中での執筆でしたが、かなり深い内容を1時間程度の演習で試すことができます。
■学内の紀伊國屋書店に在庫あります→即売り切れました→補充中です
■Amazonでの購入は .http://j.mp/Intf201201

6. 【3年生向け】白井研2012年度 卒研生募集中
★白井研究室とは…?
・エンタテインメントシステムデザインの研究室です  ・作文力かなり向上します
・毎月なにかしらイベントがあります。 ・メールニュース「白井研通信」も学生が発行
・就職活動支援します  ・絵が描ける人歓迎   ・ひとりでゲーム作れる人も大歓迎
・ガンバる人には最高の環境、そうでない人にもユルヤカ進行 ・Web&サーバ技術基本
・進学者は特に歓迎、世界志向の学生は優遇します  ・企業との連携多し ・女子優遇
・大学院生の就職内定率は100%{フロム・ソフトウェア(企画),
 アミューズメント施設システム開発,3Dキャラクターアニメーションデザイナー}など
  エンジニアリングだけでなく、テクノロジーだけでなく、
  イベント運営からグラフィックデザイン、科学の研究まで。
  エンタテイメントシステムの世界で総合プロデューサを目指したい人
  運命を信じて、カモン!
★2012年度 研究テーマ案
・映像多重化+隠蔽画像システム「Scritter」(コンテンツ制作したい人募集。企業との連携多し)
・スマートフォンアプリの「楽しさ」客観評価
・感覚運動遊びにおける非映像インタラクションゲーム
・エンタテイメント空間の物理評価(このへんはPHP、C#、データベース連携、可視化など)
・日本とフランスにおけるマンガ文化の市場化
・触覚エンタテイメントシステム(メカ制御,知覚心理学)
・ゲームエンジンのC++による最適化手法
・KINECTを使った教育環境の開発(C#,XNA)
・霧箱を使った自然放射線の画像処理による可視化
などなど
★応募フォームはこちら  http://j.mp/shiraiken2012  
 その他は、月曜のゼミか、Twitter(@o_ob)でコミュニケーションとってくださいね。
 早めの見学をオススメいたします!

7. 忘年会のお知らせ(小熊)
12月22日(木)に白井研究室忘年会を開催予定です。
つきましては下記のアンケートに参加有無などの記入をお願いします。
白井研所属者以外でも参加歓迎です!2D2の学生も歓迎。
忘年会企画としては、新配属の3年生の歓迎と、大掃除、鍋&Wii大会が予定されております。
なお新年会は1/6or7で、学科の先生方も誘って、餅つき・書き初め・にぎり寿司にワイン…といったお目出度い感じで計画されております。はたして皆さん論文書き上げて祝賀できるのでしょうか…!?
8. Laval Virtual 2012 ReVolution部門の投稿開始(坂井)
白井暁彦がチェアをつとめているLaval VirtualのReVolution部門の投稿が開始されました。
Laval Virtualはフランスのラバル市で毎年開かれているVRをテーマとする学会で、一般向けのデモ発表もあります。毎年に多くの日本人の研究が採択されており、今年は東大に所属するフランス人研究者、アレクシィ・ゼルーグさんの「Invoked Computing」がグランプリを受賞しました。応募作品の中から優秀な作品には会場にす展示スペースが与えられ、さらに優秀な作品には渡航費・滞在費の支給もあります。締め切りは2012年1月17日(フランス時間)です。皆様からのご投稿お待ちしております。
 Laval Virtual公式サイト(日本語対応) http://www.laval-virtual.org/?p=50
 白井研特設ページ(ヒント付き) http://www.shirai.la/topics/news/ReVolution2012CFD

【緩募】 白井研では研究補助員(ポスドク・事務スタッフ)を募集開始。お問い合わせ→ http://j.mp/shirailabc  

■編集後記 今月のテーマ「2011年の自分を一行で言い表すと?」
(匠)気持ちの浮き沈みもありましたが、とにもかくにも内定をいただけて本当にうれしい一年です。
(岩楯)相変わらずさびしがり屋ですが、色々あってちょっとドライになりました。
(山下)周りの事を気にし過ぎても良くないな、と学ぶことの出来た一年でした。
(小熊)おそらく今年度の白井研一番の駄馬でしたが、内定も取れてそれなりに頑張れたかと思います。
(藤村)なんだかんだで、人生の中でも一番頑張ったと思われる一年でした。
(坂井)欧州3往復、アジア1往復と海外旅行・出張を多くできた年でした。来年はもっとできるように頑張りたいです。 
(北田)去年と比べると色々な点でややアグレッシブになれた(かも)と思います。
(都筑) 様々な点でもう一度考えることの大切さを知った一年でした。
(小出)自身を見つめなおす一年でした、成長できたと思います。
(白井)大震災もあったけれど、個人的にはうさぎ年にふさわしく、執筆関係など”跳躍の多い年”でした。


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 白井研究室では留学生交換や、企業・他大学との共同研究、インターンシップを積極的に行っています。また科学コミュニケーションや先端技術、エンタテイメント技術、またマンガ・アニメ・キャラクターなどのポップカルチャーにかかわる見学会・交流会も開催したいと考えています。イベントやご提案、また本メールニュースへのお知らせなどの掲載希望などはこちらまでお気軽にお寄せください。もちろん感想も待っています。
 お問い合わせフォーム http://j.mp/shirailabc  白井研究室Bot http://twitter.com/ShiraiLa

 白井研究室メールニュース「白井研究室通信」第16号(発行部数587)
 著作制作:神奈川工科大学 白井研究室
 ご購読/配信停止はこちらから http://j.mp/ShiraiLabSubsc
 著作制作:神奈川工科大学 白井研究室 / 改変・転送はご遠慮ください
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