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01/17 コンピュータアート#14

posted Jan 16, 2011, 9:02 PM by Akihiko Shirai   [ updated Jan 20, 2011, 8:23 AM ]
http://bit.ly/KAITART20110117

新年初回です。まずは前回の課題から紹介。


【青柳君】
「ゴースト・ライター」が気に入りました。

・引用メッセージ
意識することもなくウェブに流したテキスト情報が、思わぬところでコピーされ伝わって、意図せず大きな問題を引き起こすことがあります。この作品はそんなウェブの「不気味さ」を機械で具現化したものです。 

・見解
確かに自分の書き込んだまとめのようなレスポンスや小説が、コピペのようなものになってしまっていたりウェブサイトに転載されていたりしたことが自分にも2度ほどあります。
機械で具現化という一見よくわからないイメージが浮かぶ言葉がありますが、作品を実際に見てみると「なるほどな」と感じるものがありました。なのでしっかりとメッセージに沿えていると考えられます。


見た感じではキーボードの色にしては黒系の色の反転(ネガ)のような色合いが多いですが、ネガではなさそうな感じです。
打ったテキストが流れる不気味さを表現するために、入力しているシーンやディスプレイなどではなく、テキストを入力する上で不可欠なキーボードをメインに選択したのではないでしょうか。
あえてぼかしたようにして、白黒のみで表現することでより不気味さを煽る効果をつけたのだと思います。


【須崎君】
・音光
  「音は受け手と送り手がつながり合うことによって価値が生まれます。本作品では目には見えない音が伝わる道のりを、音と光の一本道によって示すことで、人と人とが音を介してつながり合う世界を表現しています。」とあるように今まで見えなかった音を、光を利用して視覚的に伝わるようにし、その光の通じ方によって人と人がつながっていることを示す作品。 

音は受け手と送り手がつながり合うことによって価値が生まれます。本作品では目には見えない音が伝わる道のりを、音と光の一本道によって示すことで、人と人とが音を介してつながり合う世界を表現しています。

・自分の見解
 今まで見えることのなかった音を、光を通じて人と繋がっているということを実感させるもの。


【小熊君】
「Fluid Concert Hall」後藤晋也 東京大学大学院 学際情報学府 先端表現情報学コース

音楽を視覚的にも感じ、楽しむシステム。 既存の音楽プレイヤーでは見られない、物理計算に基づいて描く高精細な水の3次元コンピュータグラフィックスが、流れる音楽に連動してアニメーションします。 

【紹介】
映画やアニメ、映像作品において音楽はどれと置き換えようのない調味料だと思います。
音と映像は密接に関係していて、どちらか一方かけても良くない。
普段聴いている曲でもこうしたハイスペックで綺麗な映像と一緒に聞くと、また違った感じ方ができると思います。

「音光」木村健太郎 東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 廣瀬・谷川研究室
村上一久 専門学校デジタルアーツ東京 声優学科 音響非常勤講師
東京アニメーションカレッジ専門学校 音響臨時講師 創作団体RELISTA 代表

音は受け手と送り手がつながり合うことによって価値が生まれます。本作品では目には見えない音が伝わる道のりを、音と光の一本道によって示すことで、人と人とが音を介してつながり合う世界を表現しています。 

【見解】
声、音楽、騒音、こういった世の中に当たり前にある「音」は、空気の振動で発生源から観測者に届く。
それは三次元世界で見れば、打ち上げ花火が爆発後四方八方に広がるように、
二次元的に見れば水面に水滴が落ちて波紋が広がっていくように。
しかし観測者からすれば、音がどれだけ全方位に広がっていようとも、自分の所に届いた音がその全てであり、それは発生源からただ一つの道として表せられるだろう。


【安藤君】

”PIGORASS”
「生物の動き」をテーマに,身体には人工筋を,脳神経系としてはニューロンモデルを用いる事で,身体,脳神経系,環境の相互作用を通して,従来のロボットにはない,生物らしい動きの実現を目指した作品。
ロボットによって生物の動きを知ることができる点、近代ロボットの進歩にとても興味をもてた。

”BRIDGE"様々な専門領域間の “つながり”の上に表現された作品。というテーマにそったひとつひとつに作者からのメッセージがこめられた作品たち。
美術的かつ、メディア的にも意味深いものがある。


【チームS3C(庄司・須崎・鈴木・千葉)】

“東京大学制作展 iii Exhibition”、東京大学大学院 学際情報学府の学生を主体に開催されているメディアアートの展覧会です。日々の研究の成果をアート表現に落とし込むことで、より多くの方々に東京大学の研究に触れていただくことを目的としています。今回の “iii Exhibition”のコンセプトは “BRIDGE”。様々な専門領域間の “つながり”の上に表現された作品の数々をお楽しみください。その中でこの東京大学制作展が、東京大学と皆さまの間の架け橋となる事ができれば幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。 

・音光 
「音は受け手と送り手がつながり合うことによって価値が生まれます。本作品では目には見えない音が伝わる道のりを、音と光の一本道によって示すことで、人と人とが音を介してつながり合う世界を表現しています。 」とあるように、普段見えることのない音を光を通して見えるようにし、そこからさらに人と人を繋ぐという今までにないことをやり、世界をひとつできるというようなことがとてもよい。


【チームAKSST(鈴木・住谷・寺田・木下・相原)】

“東京大学制作展 iii Exhibition”、東京大学大学院 学際情報学府の学生を主体に開催されているメディアアートの展覧会です。日々の研究の成果をアート表現に落とし込むことで、より多くの方々に東京大学の研究に触れていただくことを目的としています。 今回の “iii Exhibition”のコンセプトは “BRIDGE”。様々な専門領域間の “つながり”の上に表現された作品の数々をお楽しみください。その中でこの東京大学制作展が、東京大学と皆さまの間の架け橋となる事ができれば幸いです。 
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

・私の考え
この展覧会のコンセプトは“BRIDGE”(ブリッジ・つながり)となっています。様々な専門領域のつながりであり、多くの作品の展示され、それぞれが他の作品に負けないとても良い作品になっています、その中で使用している同じもの、要はプログラムなど同じものを使っているが違う作品ができるという、つながりを表現しそれを知ってほしいというメッセージかと私は考えます。

「ProsopoLaptop」
     林 泰子 東京大学 大学院 学際情報学府 学際情報学専攻
     筧 康明 慶應義塾大学 環境情報学部
     苗村 健 東京大学 大学院 学際情報学府 学際情報学専攻
 ラップトップPCを擬人化し、天板に付したパブリックなディスプレイで表示します。 擬人化を介して、ラップトップPC使用者とその周囲がゆるやかにつながる、新しい対面コミュニケーションをお楽しみください。
  この作品の作成ラップトップPCを擬人化というところが大変面白く、近年擬人化というもの自体が流行っているということもあり、新しいコミュニケーションの発展につながるのではと考えたので、この作品が一番印象に残りました。

p.s.
 早川さんが来てくださって説明していただいたドローイングアニメーションがとても興味深い分野で非常にいい勉強になりました。


【木下くん】
「Fluid Concert Hall」
説明を読んだだけで美しさを想像できた。写真を見るとそれだけで見とれてしまう。実際に見ることができたならどんなに感動することか・・・

意識することもなくウェブに流したテキスト情報が、思わぬところでコピーされ伝わって、意図せず大きな問題を引き起こすことがあります。この作品はそんなウェブの「不気味さ」を機械で具現化したものです。 
普段楽しく使用しているWebの黒い部分、相手の顔が見えないからこそ、言葉は慎重に選び、責任持てる発言を心がけたいものです。


【板垣くん】

・「iii Exhibition」のメッセージについて
 東京大学第12回制作展のテーマは、「BRIDGE」である。様々な専門領域間の“つながり”の上に表現されたものを、東京大学が、東京大学制作展を通し、皆様との懸け橋になることができれば幸いです。
・「iii Exhibition」についての自分の見解
 専門的な分野になると、専門知識を身についけていない人にとっては、理解しがたいものとなる。
 そのことからも、専門知識を持った人たちと、専門知識を持たない人たちとの懸け橋となるという意味での、「BRIDGE」は大変いいテーマだと思う。
<気に入った作品>
 展示作品のうち、自分が気に入った作品は、「AIR MAIL」である。
<「AIR MAIL」のメッセージより>
AIR MAILは風でメッセージを送るノートブック。 あなたが書いたメッセージは、リアルタイムな風況観測データに基づき、 風にのって日本中を移動します。メッセージの行方は風まかせ。 AIR MAILで風の便りを送ってください。 
     <自分の意見>
 古来より、瓶の中に手紙を入れて海に流す便箋があったと思う。
 それも行きつく先は誰も知らず、どこに・誰に・いつ着くのかはすべて波任せというものであった。
 この「AIR MAIL」も、たゆたう世界も方法も違えど、CMで見るような、空を風に乗って文字が運ばれていくという幻想的なものを感じた。


【相川くん】
「AIR MAIL」 
AIR MAILは風でメッセージを送るノートブック。 あなたが書いたメッセージは、リアルタイムな風況観測データに基づき、 風にのって日本中を移動します。メッセージの行方は風まかせ。 AIR MAILで風の便りを送ってください。 

「論破バトルゲーム ~それでも地球は回る~」
     ここ数年、本を読む人が少なくなっている。
その中でも「伝記」というものは、小中学生や若い人の中で進んで読む人は少ないと思われる、その「伝記」を「ゲーム」というものに置き換えることで身近で楽しめるものにし、さらにゲームの特性を生かすことで新たな学びの方向を与えるというすばらしい作品である。

【チームIMAO(青・今井)】
「PIGORASS 

「生物の動き」をテーマに,身体には人工筋を,脳神経系としてはニューロンモデルを用いる事で,身体,脳神経系,環境の相互作用を通して,従来のロボットにはない,生物らしい動きの実現を目指した作品です. 

「KaTaKaTa Walk Returns」
いずれ3Dになり、臨場感がでて面白そう。
これで全国各地へ行った気分になりそう。

「ゲームのインタラクティブ性を生かし、伝記を「体験」することで、新たな学びの方法を探ります。」と 「論破バトルゲーム ~それでも地球は回る~」の浅見智子さんの展示ページで書かれている。古い時代の出来事を「体験」することができる、という点が教科書ではできない新しい学び方を探っているように思う。プロデューサーである坂田圭史さんの「メディアアートは何かをつなぐもの」という言葉や、展示会のコンセプトである「BRIDGE」にも、現在と過去をつなぐ、橋渡し、BRIDGE的な要素で全てをメディアアートとつなぎ合わせるような展示を意識しているように強く感じた。

気に入った作品「やりとり遊びが生まれるとき」

言葉を話す前の赤ちゃんとのコミュニケーションといえないような触れ合いを、ロボットを介して0からつながる感覚を体験していくというのが面白そうだと感じた
メッセージは抽象的だが、言い回しが面白く何か面白いものを感じさせてくれる。

【小出雄くん】
「COMPLEX FREE TRIP」
長澤康平
数の世界は時に驚くほど美しいパターンを創り出します。そんな数の神秘を感じさせてくれる3次元フラクタルの、見たこともない不思議な魅力に満ちた空間を自由自在に探索してみて下さい。

とても不思議な画像で、フラクタルの作り出す神秘性が感じられました。

「論破バトルゲーム ~それでも地球は回る~」
浅見智子
歴史的に有名なガリレオの裁判と彼の著書『天文対話』を、現代人の楽しめるゲームという形で表現してみました。ゲームのインタラクティブ性を生かし、伝記を「体験」することで、新たな学びの方法を探ります。

論破をゲームにする発想が面白いです、一度プレイしてみたかったです。

「PIGORASS」 西川鋭・山田康智・志田和也
生物の動き」をテーマに,身体には人工筋を,脳神経系としてはニューロンモデルを用いる事で,身体,脳神経系,環境の相互作用を通して,従来のロボットにはない,生物らしい動きの実現を目指した作品です。

人工筋肉に電気信号を流して疑似的に生物の動きを再現するということでしょうか、ゾイドみたいな物ができそうです。

「音光」 木村健太郎・村上一久
音は受け手と送り手がつながり合うことによって価値が生まれます。本作品では目には見えない音が伝わる道のりを、音と光の一本道によって示すことで、人と人とが音を介してつながり合う世界を表現しています。

音の道のりを視覚的に見せようと言うのは面白いと思います。

気に入った作品「PIGORASS」
ロボットの挙動をより生物らしく見せることを追求した作品です。
アニマトロリクスの分野がさらに発展するのではないでしょうか。

【小林君?】
「StickyProjection」 深沢尚史・苗村健
StickyProjectionではプロジェクタによって投影された光で様々な場所に設置された
抽象的なオブジェクトを照らします。
照らし出されたオブジェクトに映像を重なり合うことで
その物体の本来の様子が明らかになります。

考察
苗村さんのtwitterでの発言で、このStrickyProjectionという映像技術は、
本来、通信機能を持つ懐中電灯型プロジェクタを目指した研究だったらしいです。
懐中電灯型という小さなプロジェクタにも興味がありますが、その過程で派生した
このStickyProjectionという、プロジェクタによる映像と受動端末の無線通信機能から生まれる
相互作用は、年配者の日常生活の補助をよりわかりやすい形にすることができるようになるかもしれないと感じた。

「Fluid Concert Hall」 後藤晋也
音楽を視覚的にも感じ、楽しむシステム。既存の音楽プレイヤーでは見られない、
物理計算に基づいて描く高精細な水の3次元コンピュータグラフィックが、
流れる音楽に連動してアニメーションします。

考察
音楽だけでなく、その場の環境音に反応して見た目を変えるようにでき、
かつ、その環境音に反応する機能をON/OFFできるようにしたら、
値段が割高になったとしても、インテリアとして需要が生まれるように思える。

「論破バトルゲーム ~それでも地球は回る~」 浅見智子
歴史的に有名なガリレオの裁判と彼の著書「天文対話」を、
現代人の楽しめるゲームという形で表現してみました。
ゲームのインタラクティブ性を活かし、伝記を「体験」することで、
新たな学びの方法を探ります。

考察
こういう伝記や実際にあったできごとをゲームという親しみやすく
体感しやすい媒体で表現することによって、その話の深いところまで学びとることができると思った。
特に、最近のゲームを悪と見る風潮とは逆に、ゲームの良い部分に目をつけた試みというのがよいと思う。


気に入った作品「Fluid Concert Hall」
水の3D映像を音に連動させて動かすものが面白かった。
水と音楽という非常に美しい媒体を介して伝えられる芸術性に心を打たれる。


【白井講評】

初期のころに比べて、作文力、感受性とともに表現豊かになっていることを感じております。
IIIの皆さんにも見ていただきたいと思いました。
「作品のメッセージをくみとり、表現を味わう」…できたでしょうか?
IIIは来年度も12月ごろ開催されると思いますので、ぜひ行ってみてください。


【学生による講義メモ】

プレゼンテーション&グループワーク 1/19ラスト

 

国際プレゼンテーション協会 八幡紕芦史 先生による

 

プレゼンの流れ

 

ターゲットペルソナ

・パワーポイントを使う大学生や社会人

 

作品のメッセージ

Wiiリモコンを使い、①あいさつ

初めまして、~と申します

 

②タイトル

今回はWiiマウスについての説明を行います

 

③結論

Wiiリモコンでマウス操作が出来る

Aボタン→左クリック

Bボタン→右クリック

HOME→デバック終了

 

3部構成

1 かっこよく!

2 2人以上いなくてもよくなった

3 ポインタとマウスがいらない

 

⑤結論

Aボタン→左クリック

Bボタン→右クリック

HOME→デバック終了

 

 

⑥感謝のあいさつ

ご静聴ありがとうございました

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