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NHK放送技術研究所 公開2010

NHK放送技術研究所の研究所公開2010に見学に行ってきました。

以下、岩楯の気になったものなど紹介。
 
 ・ソーシャルテレビサービス 
ツイッターのテレビ版。地上デジタル放送移行で視聴者参加型番組も出てきたなか、これはまたそれとは違ったものである。ニコニコ動画のようにリアルタイム実況をテレビ画面上でするというものだ。これを使うと、視聴者は盛り上がることができ、気軽に番組への要望がかける。製作側はそれを番組つくりにフィードバック。双方に利がうまれるのだ。

 ・意図を汲み取るユーザーインターフェース
動作や表情などを検出、それをテレビ操作や視聴者の状況把握へ利用。ユーザの状況によって見たい番組を「さりげなく(ここ重要)」自動チョイスしてくれる。彼女との雰囲気つくりの時の番組チョイス、親に見られたらとか小さい子供にはちょっとっていう番組は飛ばしたり色々な道へいけそうだ。
 
 ・スーパーハイビジョン・フル解像度カメラシステム
まるで写真を見ているかのようにキレイ。信号処理をする事でカメラについている小さな画面にピントが合っている場所を緑色にして示す事でピント調節をやりやすくするという事をしている。
 
 ・インテグラル立体テレビ
画質としてはまだまだぼやけていて不自然ではあるが、メガネ方式での立体視のように目が疲れない、姿勢に左右されないという点はとても評価ができます。これからのNHK×JVCケンウッドホールディングスに期待です。
 
 ・スーパーハイビジョンシアター
画面デカイ! N響の時の床の傷やら色あせ感、フィギュアの氷の傷、満開のさくらの色鮮やかさに感嘆。最初だったという事もありとてもインパクトがありました。床にあったBOSEの筒ステレオがとてもきになった・・・
 
 ・視覚障害者向けマルチモーダル提示システム
点字モニター?がすごい! 映像に合わせて凹凸が移動したり、北海道地図を選択するとその形に浮かび上がったり、タッチパッドのようにその上でカーソル移動やクリックができる。これはすごい。見えない人用では確かにあるけれど、手への刺激という面でリハビリとかボケ防止とかにも使えるのでは?とひと思案。
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 ・高齢者向け音量バランスの自動評価技術
音量をBGMとのバランスを考えるなどしての自動調整。デモの映像を見ていて私自身も聞き取りづらかった場面があったのでこれが高齢者となるとさらになんだろうなという点、実際うちの家庭でもCMにはいると急に音が大きくなってうるさいって言われるということがちょくちょくあるという点から、この研究はとても欲しい。うちの例みたいなことで高齢者向けでなくても使えるかと。MP3プレーヤーとかの機能にある音量を一定にするっていうもののすごいバージョン?
 
 ・高分子膜を用いた軽量スピーカー
軽い、薄い! 22.2チャンネルを家庭環境で実現できるためにということでの開発。自由度があり、様々な形にできるという利点から設置場所も様々、壁に埋め込んだり(お化け屋敷とか)、エレキギターにつけてアンプ要らずとか(ベース種の俗称ぞーさん見たいな感じ)、宣伝用にサンドイッチマンみたく服にくっつけて音楽流してとか。音量が少し低めだったのかなという感じ。
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 ・スーパーハイビジョンの広色域表色系
いままでの表色系では表現しきれていなかった色、これをとても鮮やかに表示。裏にあるカラーチャートの色が変わっていなかったということから無理くりに色を変えていないということをちゃんと見せてくれていたことに感激です。地上デジタルになって綺麗になったけど、今まで見ていたテレビはなんだったんだ!と。
 
 ・スーパーハイビジョン音響の家庭再生
まず驚いたのが22.2という数。そしてそれを家庭用ということで4か9個で表現していることで更に驚きました。あと、こういうサラウンドシステムというものは聞くためのスポットがあるのですが、なんとこのシステムだとそこから少し外れてもあまり遜色がない。とても素晴らしいですね。そのあとに着けたサラウンドが体感できるヘッドフォンもよかった。目を閉じて聞いていたのですが、鐘が左右だけでなくそれぞれの方向にあるかごとく聞こえてきました。家にあるテクニカさんのヘッドフォンもなかなかだけどここの音響システムはやっぱり良い。家庭に22.2欲しい。ライブDVDを見たい。今度大好きなSound Horizonが世界初3Dライブ中継を映画館(TOHOシネマ各所)でするのですが、あいにくライブ会場の方に行く予定なのでいけないのがとても残念・・・
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 ・ソーシャルテレビサービスのためのコメント解析技術
実況をして番組に参加する、他の人の意見を見ることで共感を得る、同じようなコメントをしている人をグループ分けしてオススメ番組を知らせることで新たな発見を得る、どこでも気軽に寄り合いができる。あ、これって研究のテーマに考え方が少し類似するな・・・。テレビへのツッコミ(つぶやき)はもちろん、同じようなコメントをしている人同士をマッチングしてみたりとかにも使える。NHKってこともあって大河ドラマだと話題にも事足りない。龍馬とかゲゲゲとか。モバイルも可というところも利点。
 
 ・NHKクリエイティブライブラリーのための映像検索システム
最近でたテレビにも同じような機能がついていますが、それにはない「スケッチ検索」が素晴らしい。着メロを探す時に鼻歌でさがすような雰囲気で探すというあれ。見たい景色を雰囲気で探せるという夢機能。旅行先を決めるのでもいいし、旅行先を思い出すなんかにも使える。
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 ・「坂の上の雲」VFXの世界
船上でわらわらしていたものがまさか2人だけだったとは。動画絵コンテという手法も初めて聞いたもので面白い。本編みてみようかなと思いました。

補足感想
 どれも素晴らしい技術であり、とても誇りをもって仕事をしているのだなと小林さん(NHK-ES、白井先生のもと上司)のお話を聞いて感じました。私も楽しんで仕事が出来るところでやりがいや生きがいを感じて働きたい(岩楯)。

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