本日EC2014に行って参りました!
個人的に一番おもしろかったセッションは「TLOD TextBook:断層構造とSemantic Zoomを利用したデジタル教科書」でした。
以下に簡単な解説
平成23年に文科省が発表した「教育の情報化ビジョン」基づき、現在デジタル教科書を用いた実験的な授業が盛んに行なわれている。そこで、デジタル教科書ならではのシステムとして、個人個人の学習理解度に応じた教科書の表示システムを提案。
今回は歴史の教科書を題材とし、タブレット端末のズームイン、ズームアウトを用いて表示させるコンテンツを変化させると言ったものだ。3段階の表示方法があり、理解度の高い生徒はズームインすることで詳細化でき、理解度が低い生徒は、ズームアウトすることで、概略化されたコンテンツが表示される。「文字の拡大・縮小」ではなく「内容の拡大・縮小」を行なえるというわけだ。
さらに、どの生徒がどこでズームインもしくはズームアウトをしたということがログとして残るため、生徒個人の理解度を先生も理解ができるという。
特に歴史の授業では、歴史の流れ自体は前後しないため、授業としてもスムーズに行なえるのではないかと。
質疑応答の中では、コンテンツの制作に関しての質問があったが、現段階ではコンテンツを制作する作業が簡略化できていないため、簡略化ツールを制作していくことも今後の目標としているそうです。
これは、画期的ではないか!と思いました!笑
僕らが中学校の時に欲しかった。。。
そして、明日は「球体ディスプレイとモーション入力を用いた科学コンテンツのエンタテイメントシステム化と展示評価手法」というタイトルで「全身・太陽圏」を上石君が発表&デモ展示を行います!
こんな感じで、セッションがおもしろい!
家に帰ったら、YOUPLAYの動画でも探そう!
ではでは。